精力剤と高脂血症の薬を併用することはできる?

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精力剤と高脂血症の薬を併用することはできる?

 

高脂血症とは「脂質異常症」とも呼ばれ、血中の悪玉コレステロール(LDL-C)や中性脂肪(トリグリセリド)が高くなったり、善玉コレステロール(HDL-C) が低くなってしまう症状のことを言います。

 

このような症状がある場合には、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となってしまう可能性が高くなりますので、医師に指摘された場合には、医師から処方された治療薬を服用するなどの治療が必要となります。

 

ここで多くの男性が心配されるのが、「精力剤と高脂血症の治療薬を併用しても問題はないのか?」ということです。結論から申し上げると、精力剤と併用することはとくに問題はありません。

 

例えば、脂質異常症の治療薬には、EPA-E(イコサペント酸エチル)とDHA-E(ドコサヘキサエン酸エチル)を含有している複合のオメガ-3脂肪酸エチル製剤や、EPA-E(イコサペント酸エチル)単独の製剤などがありますが、国内で行われた臨床試験では、トリグリセリド(TG)の低下させる作用があることが確認され、動脈硬化の原因となりやすいと言われる粒子が他の小さめサイズの悪玉コレステロール(LDL-C)を、大型の悪玉コレステロール(LDL-C)へと改善する作用があるということも分かりました。

 

これまでに治療薬と併用したうえでの副作用の報告はありませんので、とくに問題はないでしょう。もしも、ご自身の持病や体質などによって心配なことがある場合には、あらかじめかかりつけの医師、または薬剤師などに相談のうえ服用するようにしてください。

 

高脂血症の症状がある場合

高脂血症の症状がある場合には動脈硬化の進行を早めてしまいますので、どうしても糖尿病や高血圧症などとともに、ED(勃起障害)になりやすくなる傾向があります。

 

海外での研究では、ED(勃起障害)患者の26%にコレステロール値の上昇が認められたという報告もあり、患者3250人を対象とした調査では、総コレステロール値が240(r/dl)よりも高いグループでは、180(r/dl)のグループに比べると1.8倍ED(勃起障害)になりやすく、善玉コレステロール(HDL) 値が60よりも高いグループは30(r/dl)に比べ、EDのリスクは0.3倍という結果でした。

 

そのため、医師からコレステロール値に異常があると診断された場合には、精力剤との併用をしながらも、食事療法や生活習慣の見直しなどを行い、体内脂質のコントロールをすることが必要となってくるでしょう。

 

また、なかには高血圧の治療薬を服用し始めた途端に、ED(勃起障害)になったという方も多くいらっしゃるようです。やはり、動脈硬化を加速する脂質異常症や高血圧などに対し適切な治療を行うことは、ED(勃起障害)を治療するうえでも大変重要なこととなります。

 

食事療法や生活習慣の見直し

 

 

食事療法を行う場合には、コレステロールと中性脂肪のどちらか(あるいは両方)が高いか、または合併症があるか否かによって、若干内容が異ってきます。しかし、基本的な食事療法のポイントは、摂取するエネルギーを適正に保つこと、つまり食べ過ぎは肥満の原因となりますので、禁物ということになります。

 

また、悪玉コレステロール(LDL-C)を増やしてしまう原因となるバターやチーズ、生クリーム、脂身などの動物性脂肪脂肪の摂取を控えるということも大切です。また、食品のなかには、鶏卵以外にもイクラやたらこ、すじこなどのようにコレステロール含量が多いものもありますので、これらの食品については1日1個までに抑えるなどの工夫も必要となってくるでしょう。

 

また、腸管からのコレステロールの吸収を抑えるためにも、野菜や果物、豆類、海藻、きのこ類などの食物繊維を意識して摂るようにし、動脈硬化を促進させないためにも、悪玉コレステロール(LDL-C)の酸化を防いでくれるビタミンCやE、カロチンなどのビタミン類を多く摂るようにしましょう。

 

当然のことですが、お菓子や糖分の多いジュースなどを摂りすぎると中性脂肪が高くなってしまいますので、とくに注意が必要です。生活習慣の面では、過度のアルコールの摂取や喫煙などを避けることはもちろん、運動療法も取り入れることが大切です。

 

なかでも、タバコの煙に含まれている物質は動脈硬化を早めてしまうことが分かっていますので、禁煙を心掛けましょう。

 

適度なウォーキングや水中歩行、サイクリングなどの有酸素運動やストレッチ、ラジオ体操、軽い負荷の筋力トレーニングなども良いでしょう。

 

適度な運動は、中性脂肪(トリグリセライド)を減らし、善玉コレステロール(HDL-C) を増やす効果があることが分かっていますし、肥満の予防やストレスの解消にもなりますので、1日30分以上、週に180分以上を目安に日常生活に取り入れてみましょう。

 

ただし、心臓や腎臓、関節などに持病がある場合には、必ずかかりつけの医師に相談のうえ、取り組むことが大切です。

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